アロマ

アロマテラピー初心者さん向け『精油の利用方法・楽しみ方』

今回は、アロマテラピーの利用方法・精油の楽しみ方についてです。

 

アロマテラピーって何となく難しそうなイメージありませんか?まずは、手軽に楽しめる方法で香りを日常に取り入れることから始めてみましょう!

 

精油の扱い方

まずは、一番大切な精油びんの扱い方から

 

この基本の扱い方がとても重要です。正しい扱い方で安全に精油を使用しましょう。

 

多くの精油ビンには、精油を1滴ずつ落とすためのドロッパーが(中栓)がついています。

ドロッパーには、空気穴があり、ビンを斜めに傾けると1滴ずつ自然に精油が落ちてきます。

 

精油は種類によって粘度が異なり、落ちる速度も違います。色がついているものもあります。

この時に、ビンを振ってしまうことがないように気をつけましょう。振ることで精油が飛び散ったり多くの量が出ることもあります。

落ちる速度が遅いものもありますが、滴下する時間を楽しむのもアロマテラピーです。心を落ち着かせながら香りを楽しみましょう!

 

芳香浴 香りを嗅ぐ、漂わせる

ティッシュやハンカチを使用

最も簡単で、特別な道具も不要。まずは、ここから始めてみませんか?

ティッシュやハンカチに精油を1〜2滴つけるだけ。

直接鼻を近づけて香りを楽しむのもいいですし、

そのまま近くに置いておくだけで、香りが漂うので自宅で簡単に楽しむことができます。

 

また、出かける際に、ハンカチに精油を1〜2滴つければ外でも楽しめますし、バックの中にハンカチを入れれば、バックを開けるたびにほんのり香りが漂い心地よい気分を味わえます!

 

※精油によってはハンカチにシミが残る場合があるので、一度ティッシュで確認してからがおすすめです。

 

アロマストーン

精油を手軽に楽しめて、空間演出としてもおすすめの方法です。

精油を1〜2滴つけ、香らせたい場所に置くだけ。陶器製や木製のタイプのものがあります。

持ち運びしやすいので、玄関、トイレ、洗面所、デスク周り等狭い範囲に適しています。

 

 

 

専用器具を使用

 

香りを空間に拡散させる専用器具を使用。

 

ディフューザー

超音波による振動で水蒸気とともに香りを広げるタイプ

 

アロマポット、キャンドルタイプ

水を貼った上皿に精油を落として電気で温めるタイプ

 

部屋の広さや精油の種類などによって敵数を調整しましょう。

 

 

マグカップやボウルを使用

マグカップやボウルにお湯を入れ、そこに精油を入れる方法です。

蒸気とともに香りを素早く広げることができます。お湯が熱すぎると香りが一瞬にして飛ぶため、60〜80度程度のお湯で十分に香ります。

 

香りを移す

 

マスクや名刺、手紙、ハンカチ、スカーフ等に精油の香りを移してほのかに香らせる方法

精油をティッシュや、ムエットなどに1〜3滴つけます。単体でもブレンドでもokです。

密閉できる袋や、箱に、香りを移したいものと、精油をつけたティッシュやムエットを入れます。

香りが漏れないように密閉し、数日置いて香りが移ったことを確認できたら取り出してください

 

沐浴法

精油を入れた湯に全身または、一部を浸ける方法を沐浴法と呼びます。

入浴の効果に精油の効果が加わることで相乗効果が期待できます。

 

 

アロマバス

ぬるめのお湯に浸かり、立ち上がる蒸気を深呼吸しながら吸い込みゆったりとした気分で香りを楽しみましょう。

香りの良いお風呂にゆっくり入ることは、日々のストレスから解放され自律神経にも良い影響を与えるため、質の良い睡眠にもつながります!

 

注意事項:精油はお湯(水)に溶けないため、原液を浴槽に入れても湯面に浮いてしまうため、直接皮膚に触れトラブルになりかねません。そのため乳化剤や植物油などを用いることが基本です。大さじ1〜2杯ほどに精油を混ぜて使用すると安心です

 

足浴 手浴(部分浴法)

気軽にできる、足だけ、手だけの部分浴。

足浴:くるぶしの上までひたすと効果的です。全身の血流改善が期待できます。

深めのタライやバケツ、足浴専用容器などを使用

 

手浴:深めの洗面器や、洗面所にお湯をはるのも簡単です。

手首までお湯に浸したり、肘まで疲れば肩こりにも効果的。

 

湿布法

精油を含ませたタオルを体の一部にあてる方法。温湿布は、肩こりや腰痛、生理痛などの慢性のトラブルに。冷湿布は、急性のトラブルに効果的と言われています。

 

手ぬぐいや、タオルを準備し、洗面器にお湯(または水)を入れ、精油を1〜3滴加えます。

手ぬぐいやタオルを洗面器に浸し、よく絞ってそれを気になる体の部位にあてます。

 

トリートメント法

 

植物油に精油を混ぜたオイルを身体に塗布する方法

トリートメントは、毛細血管の血流やリンパの流れをよくしてむくみや疲労を解消したり、心身の緊張をほぐしストレスを緩和するのにも有効的です。

 

<div class=”concept-box2″><p>トリートメントを行う際は、必ず精油を植物油で希釈したトリートメントオイルを使用します。精油は直接皮膚につけることができません</p></div>

 

ボディ用とフェイス用では、精油の希釈濃度が異なりますし、肌が弱い方、香りに敏感な方、または体調、年齢によっても配慮が必要です。心配な場合は、希釈濃度1%以下のマッサージオイルから始めましょう。

 

 

ここまでいかがでしたでしょうか?

アロマテラピーは、難しく考えず香りを楽しみながら、心地よい気分になれることがとても大切です。まずは、自分の好みの香りに気づくことから始めてみるのがおすすめです!

 

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