今回は二次試験についてまとめてみます。与えられたテーマについて15分の模擬授業を行うとういう内容
パソコンやプロジェクターの使用不可なので掲示物を作成しました。
かなり、時代に反していると思う。オンラインも取り入れているこの状況下でパソコン、プロジェクターの使用なしとは・・・
大きい模造紙や画用紙、色ペン等購入し、掲示物を作成。この作業が一番大変で時間がかかりました。
一次試験に合格したら、二次試験のお題が届きます。この期間が本番当日の10日前という、結構な厳しさ。そのため、前もって行った作業は話す内容の骨格を作ること!
ある程度、大まかな骨格を作っておけば、どんなお題にも対応できます。
今回は、私が行った二次試験対策についてまとめてみます。
内容は口述なので、人前で話すことそのポイントについてです。
普段仕事で人前で話すことが多いので、その時に意識してることも一緒に記入していきます!
話す内容の骨格を作る
自己紹介 1分
簡単な自己紹介、アロマに興味を持ったきっかけ等
精油のプロフィール 8分
ここが一番のボリュームゾーン。この中でも小項目の目次を作って話す内容を組み手立てておくと、整理しやすい。伝えたいことが沢山あるので、長くならないように、時間配分を意識して何を一番に伝えたいのか、要点を絞っていくことが大切だと思います。
おすすめの使い方 5分
普段、自分が使用している精油の使い方やレシピ等を紹介。自分の体験談、実際に是非使ってみてほしいという気持ちを伝えた方が、聞いている方に伝わりやすいはずです。
まとめ 1分
最後のまとめ。発表は15分なので、残りの時間に合わせて内容をある程度考えておくと調整しやすいと思います。
話し方のポイント ビジネスシーンでも使える!
声のトーンは高めに、はっきりと
普段の地声より、少し高めを意識して話すと伝わりやすいと感じました。マスクをつけたまま話すので、通常よりも大きい声で、はっきりと話す。喉を使うより、お腹から声を出すことを意識すると、喉が辛くないです。
声が小さいと、何を言っているかわからなく、自身がないように見えてしまうで、聞き取りやすい声のトーン、大きさ、滑舌の良さを意識するといいと思います。
姿勢、仕草、目線(視覚情報)
すごく、大切です。人は話す内容よりも、見た目の印象がまず目に入ってきます。第一印象を左右するメラビアンの法則によると、
メラビアンの法則
言語情報 7%
聴覚情報 38%
視覚情報 55%
言語情報は、話しの内容のこと
視覚情報は、話す声の大きさや、トーン、テンポ、話し方
視覚情報は、態度や表情、目線、仕草、ジェスチャー
この法則によると、どんなにいい話しの内容でも、視覚から得られる情報の方が印象に残るため、良い姿勢でいること(態度)、柔らかい表情や仕草、身振り手振りのジェスチャー、目線がしっかりしていることがとても大切。
姿勢、目線について
そのため、姿勢については、背筋をピントはること。下ばかりを見ず、前を向くこと。視線については、人の顔を見ることも大事なのですが、慣れないと緊張してしまうため、まずは全体を見回すことを意識すると心も落ち着きます。
私は普段、人前で話すときは、部屋の両端や一番後ろの中央に視線をゆっくり動かすと心が落ち着くので、その後、聞いている方の顔を見ながら(じっと見続けないのもポイント)目線を落ち着かせるようにしています。
仕草、ジェスチャーについて
意識しないと、手が激しく動いていたりすることがあります。自分では気にならなくても、見る立場に立つと落ち着きがないように見えたりするものです。
手は、お腹の前あたりで軽く重ねておき、掲示物を指し示す時は、指を開いたり、人差し指で指し示したりせず、指を揃えていると見た目も美しいです。
相手の立場に立ってわかりやすく伝える 楽しくわかりやすく
相手は、アロマを知らない受講生という設定を意識することが大切。難しい言葉を使うよりも、誰にでもわかる表現で伝えることを忘れないといいと思います。自分自身は学んできたのでわかっていることでも、初めてアロマを体験する人にとっては知らないことが多いものです。
今一度、自分の話しの内容を見直して難しい箇所はないか確認するといいですね。
抑揚をつける 一番伝えたいことがわかりやすい様
抑揚という難しく感じるものですが、私が感じる抑揚のない話し方の特徴は一言で言うと
・棒読みのような一本調子でメリハリがない
このような話し方だと、聞いていてどこが大切かわからず耳に話しの内容が入ってこなく、つまらなく感じてしまいます。
そのため、大事なことは
・声に強弱をつけてみる
・話すスピードを意識する
・強調したい、一番伝えたい話しをする前に間をあける
大切なところは、大きい声でゆっくりと。
その他の箇所は、通常の声で。あまり重要でない箇所は、さらっと流すようなイメージ。それだけでも強弱が付きます。
強調したいことを話すときは、間をあけてみる。間をあけると言うのは、難しく感じるかもしれませんが、普段私が意識しているのは、一呼吸おくイメージです。一呼吸くらいの間があくと強調しやすく感じます。
時々、呼吸してるのか?と思うほど一気に話す人もいますが、自分が苦しくなってしまいますし、一呼吸おくことで自分自身も楽に話せます。聞いている立場からしても、一呼吸の間があくことで、無意識にえっ何だろう?と言う気持ちになります!
声に出したものを録音して自分で聞いてみる
自分の声を聞くのって嫌ですよね。でも、客観的に聞いてみるということは必ず気づきがあります。こんな話し方してるんだ、こんな声の出し方してるんだとか。
話の内容もそうなのですが、聞き取りやすい話し方ができているか?
大事なことをわかりやすく伝えられているか?
話のテンポや、抑揚、間があるか?等も余裕があれば、聞いてみるといいと思います。
時間配分
15分という枠にちゃんと収まっているかも大事なポイントです。どこで、どのくらいの時間がかかっているか、タイマーでチェック。時間を測りながら話す練習をすると、感覚がつかめてきます。
本番は、5分前くらいに合図が出るようにしておくと、自分で調整もできるので。そのためにも、練習の段階で、どこに何分ほどかかるかを把握しておくといいですね!
作成物について
遠くから見てもわかりやすい様に
これ、とっても大切です。字はなるべく大きく見やすいよう、大事な部分は色をつけるのもいいと思います。私は絵心がないので、イラスト等はパソコンから取り入れたり、画用紙やペンを使用して色彩を出すことも意識しました。
一度作成してみたら、貼り付けてみて自分自身で離れて見てみるといいと思います。
手に持って話す小さいサイズのものも用意
これは、絶対ではないですし、私のやり方ですが、詳しく説明したい箇所は、小さいサイズ 厚口画用紙(540㎜✖️380㎜)のものを使いました。
これを手に持って話すことで、聞いている人を飽きさせないように動きを出したり、画角に変化をつけました。また、裏にカンペを書いておくこともできるんで!
価格:228円 |
価格:105円 |
価格:330円 |
このスケッチブックを使ってる人も多かったですよ
マルマン スケッチブック F8 オリーブシリーズ 厚口画用紙 20枚 S88 価格:1,016円 |
ナード・アロマテラピーインストラクター試験を終えての感想
人前で話すってやはり、緊張しますよね。ただ、しっかり準備をしておけば大丈夫。最後は、楽しんで伝える気持ちを忘れずにやり切ることが大切だなと感じました!
終わったら、ホッとして今までの苦労が報われました!
今回、いろいろ作成したり準備することで、どうやったらアロマ初心者の方へ伝わるのだろうと考えながら作業できたことが良かったと思います。
この作業は今後にもつながるとても大切なことなので、苦労した分得るものも多く、厳しいこのナード・アロマテラピー協会に所属できて良かったと感じることができました!
是非、試験を受ける方の検討をお祈りします!