精油とは?
精油は別名エッセンシャルオイルとも呼ばれ、植物から抽出した天然素材の芳香分子の集まり。花・葉・果皮・果実・樹皮・樹脂・根・心材・種子などから抽出され有効成分を高濃度に含有した揮発性油のことです。
アロマテラピーとは、この精油を様々な方法で用いて心身に取り入れる芳香療法。
天然の植物の生体内で作られ、そこから個々の植物に適した方法で抽出されたものが精油で、人工的に作られたものや、合成香料、アルコールや水などは一切含まれておりません。アロマテラピーでは、この100%天然素材の精油を用いることで効果が期待されます。
正しい精油の選び方
最近では、雑貨店等、精油と似たような小瓶に入れて売られているものも多いので、天然の精油と間違えて使用しないよう注意が必要です。
品質の確かな精油を選択することが、まずはアロマテラピーの第一歩です。
精油を購入する際は、学名、抽出部位、抽出方法、産地、発売元、等がわかりやすく表示されているか?混ざり物はないか?しっかり確認してから購入しましょう。
精油の本質とは?植物からみた精油
そもそもなぜ、植物は精油をつくるのか?
まだ、全てが解明されているわけではありませんが、それは植物が生きていくために不可欠だからです。
植物は、動物と違って自ら動くことができません。
生殖活動や、栄養を得るためには、自らがいい香りを漂わせて、誘引したり、時には動物や昆虫に害を受けないような香りを漂わせたり、また細菌から身を守ったり、その他、他の植物の発芽や成長を抑えたり、情報伝達物質として働いたりと様々な役割があると言われています。
そのため精油は、植物ごとにそれぞれ独自の香りや性質があります。
香りに対する感覚は人それぞれ違います。たくさんある精油の中からまずは、自分が心地よいと感じる香りを知り、試すことから始めてみましょう
毎日の生活の中で、香りを取り入れることで心身ともに癒される時間を過ごしてみませんか?
次回は、精油の楽しみ方をご紹介します!