『少食を愉しむ シンプルにやせる太らない習慣』の内容
この本は、読み返すたびに新たな発見や気づきがある。
私にとっては、読むダイエット本
今まで目にしてきたダイエット情報の中でも、とても深く考えさせられたので取り上げてみました!
大事なことが、はじめにの章に記されている
唯一の条件は、まず過体重を自覚すること
厳しいですね!今の現状を自覚するということ!
そして、
よくよく考えれば、人それぞれ、求める欲求や生体のリズム、体質が異なり、生活パターンが違うからみんなが同じようなダイエットをして成功するはずがない。
共通ダイエットメソッドなんてない
それなのに、一般的な常識や情報に惑わされ
1日3食バランスよくとか
1回の食事での栄養バランスが大切とか
何時に食事するのがベストだとか
何カロリーがベストだとか
いろいろ試してもリバウンドを繰り返すのは結局は自分に合った方法ではないということ
本当によくわかります・・・
この本で伝えたいこと、それは、シンプルに食べすぎないということ。
わかっているけど、これが難しいんですよね
少食を愉しむ シンプルにやせる、太らない習慣 [ ドミニック ローホー ] 価格:1,430円 |
この考え方で楽になった!普通のダイエット本とは違う
目標体重を掲げるよりも、新しいシステムを用いるという考え方
マイダイエットシステムは、目標ではなくシステム。
ここでいう、マイダイエットシステムとは、自分の体質、嗜好、生活パターンにあった食事をする、独自のダイエット編み出すこと。
心理学者によると、目標は幸福を制限するもの。目標を達成したら幸せになれるが、到達するまでは戦い。
達成できなければ負けという考え方。それだととても苦しい
反対に、システムというやり方はその逆で、目標体重を最終ゴールにしなくてもシステムに取り組んでいる間はずっと幸せ
この言葉を見てハッとした。確かに、体重を最終ゴールにするとキリがないし、ずっと苦しい・・・
毎朝体重計の数値に一喜一憂してしまう。
多分、今まで色々なダイエットをしてきた彷徨える人たちは(自分も含め)自分にとって何がよくて何が悪いということを経験してきていると感じる。
その経験を振り返りながら、新たな自分なりのやせる習慣を日々積み重ねていく。
やせている人のような生活になりきって生活してみる。
この本には、そんなシステムのヒントや解決策が書かれてます!
食べる量を少なくするための秘訣
食べるのをやめるタイミングは、胃に圧迫感のない状態でやめること。
食事の終わりに空腹感が若干残る状態で颯爽と立ち上がり洗い物ができるくらい。
食事が楽しめるように、食事の雰囲気を重視してみる
食べ物が心の在り方に及ぼすインパクトは、環境や食器、テーブルセッティング等全てが関連するそう
ある研究によると心地よい環境の中で取った食事の量は、そうでない環境での食事に比べ18%も少なめになるとのこと
食器でも満足感を味わえる、容器で食べる量も調節できる
最近、使用している愛用食器
自分が気に入っているものだと食事も楽しくなる!お皿にのっている分を食べるという意識で量を調節できるようになった!
このイッタラのお皿は、見るだけで気分が明るくなる
イッタラ 皿 オリゴ 20cm 北欧ブランド インテリア 食器 デザイン プレート iittala ORIGO Plate 価格:1,899円 |
こちらはマリメッコ
特に気に入っているのは、13.5㎝のプレート
見た目のよさだけではなく、厚みがあって使いやすいんです
マリメッコ ( marimekko ) プレート φ20cm Siirtolapuutarha plate (シイルトラプータルハプレート ) 【 正規販売店 】 価格:4,950円 |
価格:3,300円 |
五感で楽しみながら食事ができると心地いいですね
印象に残ったワード
『食事の栄養バランスがどんなによくても自分の精神にとってそれがいいとは限らない』
『スリムな体は居心地よい住まい』
『毎食バランスの良いバラエティに富んだ食べ方にこだわると食べすぎる』
『軽い食事を愉しむ。身体の身軽さ、生き方を軽くすれば人生に重厚さが与えられる』
『スリムな身体で生活、行動、質素な食事を愉しむことは、心安らかに生きるという至上のステージ』
その他いろいろ。
最後に
『少食を愉しむ シンプルにやせる太らない習慣』この題名の、愉しいという表現方法
楽しいとどう違う?のかと思い調べてみた
『楽しい』とは、
与えられたことに対して楽しく過ごすという意味。すでにあるものや設定された枠の中で楽しむ感覚
『愉しい』とは、
自分自身の気持ちや想いから感じ生まれる楽しい状態のことで、自分の意識、気持ち、考え方次第でどうにでも変化できる
少食を愉しむ感覚を手に入れらたら、生涯スリムでいられるのだろうな!
著者 ドミニック・ローホーについて
モノを持たないシンプルな暮らしやミニマリストの考えを提唱している、フランス生まれのベストセラー作家。
今までこの著者の本で読んだことがあるものも多い
シンプルに生きる、身軽に生きるという考え方はダイエットも共通だと感じました!
その他、シンプル、身軽に生きるヒントになる関連本
シンプルを極める 余分なモノを捨て、心に何も無い空間を作る [ ドミニック・ローホー ] 価格:1,100円 |
価格:1,320円 |
マイバッグ 3つのバッグで軽く美しく生きる [ ドミニック・ローホー ] 価格:1,210円 |